こんにちわ。2児の父親をしている 修三 と申しますm(__)m
今回は、子育て中のみなさんに大変耳の痛い「教育費」のお話をさせていただきます!
子育てにおける一番の悩みは、子どもの大学費用や塾代だと思います。
ちょっとした習い事に比べ、桁違いの費用が掛かると言われてますからね~
この教育費を攻略しないと、私たち親にとっても安心して老後を迎えられません(笑)
教育費を抑えられればたっぷり老後資金に回せるし、教育費にガッツリお金が掛かれば老後資金が思いっ切りエグリ取られます。
今回は実際の大学・学部を例に、大学費用を計算し、教育費と親の負担のバランスを考えていきたいと思います。
一緒に学んでいきましょう~(^.^)/
大学に行く意味はあるの?
みなさんは何のためにお子さんを大学に行かせたいのでしょうか?
今の時代、「将来いろいろな面で不利にならないように、大学くらいは行かせてあげたい」って方も多いと思います。
私もその一人です。
お子さんも「大学に行きたい」と思っているなら良いと思いますが、親のエゴの可能性もありますよね~
一度お子さんと話し合ってみると良いでしょう~
世間一般的に「大学進学をすすめる理由」をいくつか挙げておきます。
話し合いの参考にしてみてくださいね~↓
- 就職の幅を広げる:大卒の学歴は就職において選択肢を大きく広げます。 多くの企業で大卒以上が採用条件となっており、特に総合職や大手企業への就職に有利です。
- 専門的な知識・スキルを身につける:興味のある分野を4年間かけて専門的に学ぶことができます。これは将来の職業選択にも直結する可能性があります。
- 自己成長の機会:さまざまな同級生との交流や自由な時間の中で自立心育むなど、人間的成長の機会が得られます。
- 資格:医師、薬剤師、弁護士、教師など、大学卒業が必須となる職業もあります。また、大学院進学の道も視野に入れられます。
- 探しの時間:「自分のしたいことを探すため」という理由も多く、将来の目標や適性を自分の時間として見つけるために大学生活を活用できます。
- 学歴の取得:「大学卒業の学歴が必要だと思ったから」という理由が最も多いという調査結果もあり、社会的な評価(収入アップ)や将来の選択肢を広げるために大学に進学する学生も多いです。
実際、大学費用はいくら掛かる?
話し合った結果、大学進学が決まったら、親としては「学費をどうするか?」が気になりますよね~
では、実際の大学・学部の学費を例に計算してみましょう~
国立大
まずは国立大学です!
大学費用を抑えたいって方は、「出来れば国立に行って欲しい」と思いますよね~
国立大学は文系も理系も学費は一律です!
東京大学でも北海道大学でも琉球大学でも、全ての国立大学は入学金・授業料が一律になります。
入学金は282,000円、1年間の授業料は535,800円です!
4年で卒業すると282,000円+(535,800円×4)=2,425,200円 となります。
教材などは入っていないため、300万円くらいは学費として用意しておきたいですね~
私立文系
では私立文系の学費を見ていきましょう~
今回は日本でも有数のマンモス大学、日大の経済学部で見てみましょう。
入学金は260,000円です。以外にも国立大よりお安いんですね~
授業料は前期405,000円、後期405,000円で、年間だと810,000円になります。
それ以外にも、施設設備資金という項目があり、前期・後期とも85,000円、年間170,000円が掛かります。
入学金以外は2年次以降も上記の料金が掛かります。
4年間の総額は4,180,000円 となります!
他の大学の学費も調べてみましたが、おおよそこのくらいの学費でした。
最低でも450万円くらいは準備しておいた方が良さそうですね~
私立理系
では問題の私立理系で見ていきましょう~
今回も日大を使わせていただき、理工学部で見てみましょう~
入学金は文系と同じ260,000円です。
授業料は前期・後期共に575,000円
実験実習料という項目があり、年間100,000円です。
更に施設設備金が年間220,000円、後援会費30,000円、日本大学校友会準会員年会費が年間10,000円となります。
なんだかちょこちょこと費用が加算されてきますね~(^-^;
入学金以外は2年次以降も同じ金額が掛かります。
4年間で合計すると6,300,000円 にもなります(@_@)
他の私立理系大学も同じような価格でした。
教科書代などは入っていないので、700万円近くは用意しておいた方が無難ですね~orz
通信制大学
最後は通信制の大学を見ていきましょう~
通信制は通学しなくても良いタイプの大学です。
全国に40以上の大学で通信制を採用しています。
もちろんキチンと「大学卒」として認められています。
先ほどから試算に出している日本大学も、通信制の通信教育部があります。
「コスパよく大卒の資格が取りたい」や「通学の負担を減らしたい」という方におすすめです!
保険会社や教育ローンなど、この通信制大学の学費を載せていないところにやや闇を感じています(^-^;
通信制の学費を多くの人に知られてしまうと、学資保険や教育ローンが売れなくなってしまいますからね~
では通信制の大学の学費を見ていきましょう~
通信制大学は入試がありません。
書類による選考なのですが、選考料が10,000円 になります。
入学金は30,000円です。
授業料は年間100,000円 です。
補助教材費 年間5,000円です。
基本的にインターネットや教材での授業なので、破格の安さです(^.^)
それ以外にスクーリングと言って、実際に対面での授業を受けると1講座に付き10,000円~など、授業の受け方によって人それぞれ費用が変わってきます。
日大のHPにモデルケースとして、いくつかの事例が掲載されているのですが、4年間で一番安いケースで797,000円、一番高いケースで1,164,000円 となっています。
モデルケースを確認したい方は、日大のHPをご覧ください↓
ちなみに通信制大学で人気の高い東京通信大学は80万円半ばの学費です!
大人の学び直しと思われがちな通信制大学ですが、高校から通信制大学入学者も毎年増えています。
慶応や早稲田大など、有名難関大学にも通信制があります。
試験が無いため高校卒の資格があればだれでも入学出来ますが、卒業するのがメッチャ難しいようです(^-^;
「入口簡単、出口難関」が通信制大学です。
気を付けましょう~
しかし、難関大学ばかりでないのも事実で、しっかり講義をこなしていけば確実に卒業できる大学がほとんどです!
「コスパよく大卒が欲しい」という方におすすめですよ~(^.^)
まとめ
いかがだったでしょうか?
大学進学と言っても「どの大学を狙うか?」「何を求めて大学に行くか?」によって選択肢が変わってきます。
キャンパスライフを楽しみたいのであれば、昼間に通う「全日制」になります。
専門性を高めたいのであれば「通信制」も選択肢に入ってきます。
お子さんが「私立理系に行きたい」と言ったとき、受け入れるなら1,000万円くらい必要になるケースも十分考えられます。
目的が曖昧のまま、何となくみんなもそうしているからという理由で、私は1,000万円も出せません(^-^;
奨学金や教育ローンという手もありますが、お子さんに借金させてしまうとお子さんの資産形成がマイナススタートになってしまいます。
親が高額な教育費を全て負担するとなると、親の余剰資金が削られて精神的・経済的負担がのしかかり、健全な家族関係を築けなくなる可能性もあります。
まずは私たち親が勉強して、いろいろな選択肢・経済的状況・親としての希望を子どもに伝えることが大切です。
「〇〇ちゃんが大学行けるようにパパ頑張るよ~」なんて子どもに言ってはダメです!
お子さんは「そんなこと頼んでない」ですからね~
負担が大きいなら、いろいろな選択肢を探してください。
きっとお子さんにとって、親にとって、丁度よいバランスが見つかると思います。
私たちの世代と違い、ネットで検索すれば大学の種類や学部や細かいシラバスまで調べることが出来ます。
仕事や子育てに忙しいとは思いますが、先を見て早め早めに行動することをおすすめします。
今回はこのへんで~
ではまた~(^^)/~
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